【エミリー、パリへ行く】で英語の勉強をしよう!シーズン1エピソード1

英語勉強法
さんご
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みなさんこんにちは!普段はアメリカ大学院の留学について記事を書いているさんごです。私のプロフィールはこちらから。

みなさんは海外ドラマは好きですか?

私自身、海外ドラマを見て語彙力、発音などいろいろな英語力を培うことができたので、ドラマで勉強をするのはとてもおすすめです。楽しいですしね。

今日からNetflixオリジナルの「エミリー、パリへ行く」の言葉や文化の解説をしていきます。

※ドラマを使った英語勉強法は「海外ドラマや映画を観ながら英語を勉強する方法」という記事で紹介しているので併せてご覧ください!

ドラマ概要

エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)はリリー・コリンズ(フィル・コリンズの娘さん!)主演のNetflixオリジナルドラマです。

仕事でフランスに行く予定だった上司が妊娠してしまい行けなくなったため、リリー・コリンズ演ずるエミリーが急遽代わりにフランスで働くことに。

SNSでのマーケティングが得意な彼女は自信満々でフランスに渡りますが、フランスの言葉が話せず、文化も分かっていない彼女はなかなか馴染めず・・・。

というお話です。

解説スタート!

それでは早速単語のおさらいと解説を時系列でやっていきます。太字のあとのかっこは、ドラマの中のどのあたりかを示しているのでピンポイントで見たいときはご活用くださいね!

また、ドラマのスクリプトは下記リンクから見ることができるので、お役立てください。

Emily in Paris: Season 1, Episode 1 script | Subs like Script
Transcript for Tv Show Emily in Paris - Season 1 Episode 1 - Emily in Paris

単語のおさらい① “Fake it, till you make it.”(3:52)

エミリーが、彼氏にフランスに行くの!と言ったときに、「フランス語が話せないのに??」と言われてエミリーが返した言葉。

fakeは「〜のふりをする」、make itは「うまくやる」という意味で、「できるまでできるふりをする」という意味になります。

コラム

何かを始めるとき、誰でも最初は初心者で自信がないけど、やらないとできるようにはならないですよね。そんなときに「やらなきゃ上達しないよ!」と言ったニュアンスで使われたりします。

私は大学院時代にアメリカ人の大学一年生にスピーチを教える仕事をしていましたが、そのとき、生徒たちによくこの言葉を言っていました。

アメリカ人はみんな生まれつき人前で話せると思ってましたが、実は意外と結構みんな緊張したり、嫌がったりするんですよね。

でも、大学の必須授業になっているところが多いので、社会に出るまでにそれなりに人前でスピーチできるようになる人が多いです。

英語に関しても一緒です。何事も最初はみんな初心者なので、「言い間違えていたら恥ずかしいな」などと恥ずかしがらずにFake it, till you make it!

文化の解説①0階からのスタート!?

フランスについて早速不動産屋さんに住む部屋へ連れて行ってもらうエミリーですが、古いアパートなのでエレベーターがありません。たくさんの荷物を持って階段を登り、やっと5階へ・・・。

ところが、まだ部屋にはつきません。

というのも、フランスでは日本やアメリカで言う1階はrez de chausseeと言い、2階から、1階、2階・・・と数えていくんです。

なので、「部屋は5階だよ」と言われたら、私たちの6階になってしまうのです。

参考:

フランスのアパルトマンの階の数え方
フランスのアパルトマンに住んで、なかなか馴染むことができないことに階の数え方があります…

ちなみに、イギリスでも同じく1階は「ground floor」と言い、2階から、1階、2階と数えていきます。

文化の解説②断るときははっきりと(7:30)

アメリカ人は、日本人よりもはっきりと物を言う文化があるので、断るときはきっぱりと断ります。

ドラマのシーンで不動産屋がエミリーを部屋に案内したときに、こんな会話が繰り広げられます。

不動産屋: Maybe you want to have a drink tonight? (今日の夜飲みに行かない?)
エミリー: I have a boyfriend.(彼氏いるから。)
不動産屋: In Paris?(パリに?)
エミリー: In Chicago.(いえ、シカゴに。)
不動産屋: So you don’t have a boyfriend in Paris.(じゃあパリには彼氏はいないんだね。)
エミリー: Can I just get my keys, s’il vous plaît?(いいから部屋の鍵もらえる?)
不動産屋: Yeah.(もちろん。)Um, my number is on the card if you need me for anything,(名刺に僕の電話番号載ってるからもし困ったら・・・)and in case you change your mind.(そしてもし気が変わったら・・・)
エミリー: I won’t. Bye-bye, now.([気が変わることは]無いから。さよなら。)

気持ちいいぐらいばっさりと断りますよね。(笑)私だと濁しちゃうのでさすがだなあ・・・と思いました。

文化の解説③郷に行っても郷に従わない?(8:47)

アメリカ人は実は世界的には旅行に行ったときに郷に行っても郷に従わない、「ignorant」だと思われることが多いです。(私のアメリカ人の友達が自分たちで謙遜も込めて言っていました。)

このドラマでも、エミリーはフランス語をほぼ勉強せずに強引にグーグル翻訳で乗り切ろうとしますよね。(もちろんドラマなので誇張されていますが。)

もちろん全員がそう、というわけではないですが、他の国に比べて、外国へ行ってもあまり相手の文化に合わせようとしない傾向があると思います。

ちなみに、現実世界はグーグル翻訳だけで仕事ができるほど簡単ではなく、ある記事ではこのように書かれています。

もっとも、明らかな間違いがまざっているのは頂けない。[中略]そして最大のポイントは、エミリーはフランス語が喋れない(グーグルの音声翻訳をたびたび使用する)、にもかかわらず、奇跡的に仕事で成果を納めていくこと。

https://eiga.com/news/20201129/6/

以前私が書いた記事でも紹介していますが、ソフトでの直訳には限界があります。

みなさんは是非現地の文化や言葉を学びましょう!これはドラマだから成り立っているだけなので・・・。

単語のおさらい②”I’m so excited to be here.”(9:08)

オフィスに到着し、シルビーのオフィスに行く道すがら自己紹介しているときにエミリーが言ったフレーズ。

この表現はとても使えるので覚えておいてください。

他には、”Thank you for having me here.”(お招きいただいてありがとう)という表現もあります。芸能人がテレビ番組に出ているときに言っていたりしますし、また、私たちのような一般人でも何かの会に招いてもらったときに使えます。

文化の解説④人を呼ぶときのジェスチャー(9:23)

シルビーとエミリーがオフィスに着いたら、シルビーがポールを呼びます。そのときの「おいで」のジェスチャーに注目して欲しいです。日本とは逆なのに気づきましたか??

日本の「おいでおいで」のジェスチャーは逆に欧米では「あっちいって」になっちゃうので気をつけてくださいね。

↓の動画で説明してくれています。(6:25あたりから)

English Conversation: The Meaning of Hand Gestures

動画内で説明していますが、通常は指全体を使い大きく手を動かしますが、子供を怒る時は人差し指一本で「おいでおいで」としますね。

文化の解説⑤挨拶の「キス」(9:34)

ポールが入ってきたシーンで、エミリーに挨拶のキスをします。

フランスは、両方のほっぺたに1回ずつ。でも、実際に唇は付けずに音だけ出します。

昔NHKのフランス語講座を見ていたときに、ある国では2回ではなく3回するとのことで、その国出身の方がフランスへ行って戸惑っている描写があったのを覚えています。挨拶は避けては通れないので押さえておきたいですね!

英語では

How are you? =元気?

What’s up?/What’s going on?=最近どう?

How have you been?(久しぶりに会った人に)=どうしてた?

がよく使われますね。そしてだいたい

I’m good./I’m okay.

などとシンプルに答えることが多いですね。聞いてくれたら、相手にも、And you?と聞き返してあげましょう。

単語のおさらい③”That is our speciality. We take a lot of pride.”(10:00)

そしてポールと会話を続けるエミリー。

ポール: I was in Chicago once,(一度シカゴに行ったことがあってね)- and I ate the deep-dish pizza. (ディープディッシュピザを食べたよ。)


エミリー: Ah. That is our specialty.(それご当地グルメなんです)
We take a lot of pride.(私たちの誇りです。)

残念ながらポールには「くそまずい」と言われてしまいましたが(笑)外国人と話すときは地元のことを聞かれたりすることも多いと思うので、是非覚えておきたいフレーズですね。

単語のおさらい④”With all due respect”(11:02)

ご当地グルメをこきおろすだけでなく、続いてどうして太ってる人ばっかなんだ?なんて失礼なことを言い続けるポール。最終的には皮肉たっぷりにこう言います。

ポール: Perhaps you have something to learn from us, (きみはもしかしたら私たちから何か学べるかもしれない)but I’m not sure if we have much to learn from you.(でも私たちがきみから学べることってあるかなあ)


エミリー: With all due respect,(お言葉ですが)I have been sent here for a reason,(私がここに送られてきたのには理由があります。)so if you wouldn’t mind,(だからもしよろしければ)I would really like to share some of my ideas about your social media strategies.(貴社のSNS戦略について提案させていただきたいです。)

よく英語には敬語がない、と言われますが、婉曲表現や、気遣う表現で敬意を表します。

今回出てきた「With all due respect」も敬意を表す言い方です。上司や先生など、自分より上の立場の方に意見するときに使えます。

また、if you don’t mindも婉曲表現です。「あなたが嫌じゃないなら」なので、気を遣ってますよね。

ちなみに返事は「気にしない」なので、「No」になります。ネイティブでもつい「Yes」と答えちゃって、笑いながらいや、No!と言いなおすシーンを見たことがあります。

どっちで答えればいいんだっけ!?と迷ったら、「Sure!」と言っておけば乗り切れます。(笑)

単語のおさらい⑤kick in(11:30)

全くもって打ち解けることはできませんでしたが、会議が始まり、エミリーが自己紹介をします。

First, let me apologize for speaking English.(まず、英語で話して申し訳ございません。)I did Rosetta Stone on the plane, but it hasn’t kicked in yet.(飛行機でロゼッタストーンやってみたんだけどまだ効果がでてなくて。)

kick inで、効果が現れる、作動始めると言う意味です。スイッチを入れたり、薬を飲んだり、なにかきっかけがあることに使われるイメージです。

また、let me apologize for…も使える表現です。I’m sorryより丁寧なのでビジネスでも使えます。

単語のおさらい⑥neighbor(15:00)

仕事が終わって家に帰宅したエミリー。さきほど説明した通り、フロアの数え方が違うのですが、疲れていたのか間違えて1階下の部屋のドアをがちゃがちゃしてしまいます。

すると中から男性が出てきて、階を間違えたことに気づきます。

その際、エミリーは彼を「neighbor」と呼びます。直訳すると隣人ですが、名前がわからない人への呼びかけとしても使えます。

他には、男性には「Mister」や「Sir」が、女性には「Ms.」があります。昔は女性に対して、「Miss」「Mrs.」と言っていましたが、この言葉はそれぞれ未婚の女性、既婚の女性を表します。そのように女性に対して未婚・既婚で呼び方を変えるのはよくないと言うことで最近はMs.(ミズと発音します)に変わっています。



単語のおさらい⑦engagement(18:27)

さて、結局同僚と馴染めないエミリー。それでも落ち込まず、いろんな人をランチに誘いますが、ことごとく断られてしまいます。断る理由は人それぞれですが、

I have a previous engagement.(先約があるんだ。)

エンゲージメントは婚約という意味で知ってる方が多いかもしれません。他に、約束、契約という意味もあります。結婚も「あなただけです!」という約束・契約なので納得といえば納得ですね。

previousは前の、という意味なので、先約という意味になります。これも使えそうな表現ですね!

単語のおさらい⑧offend you(24:50)

同僚からは田舎者と呼ばれいじめられているエミリーですが、さすがにかわいそうと思ったのか、一人でカフェにきたエミリーにリュックが話しかけてきてくれます。

リュック: You came to Paris and you don’t speak French.(パリに来てフランス語を話さない。)
That is arrogant.(それって傲慢だと思うよ。)
エミリー: Hm. More ignorant than arrogant.(んー、傲慢というよりは不勉強かな。)
リュック: Well, let’s call it the arrogance of ignorance.(じゃあ、不勉強という傲慢だね。)
エミリー: I’m sorry if I offended you.(嫌な気持ちにさせたらごめんなさい。)
リュック: Oh, I’m not offended by anything.(いや、嫌な気持ちにさせられてはないよ。)

I’m sorry if I offended you.という表現はとてもよく使います。アメリカは色々なバックグラウンドの方がいるので、何気なく言った一言が相手を傷つけることがあります。

そんなときこのように謝ることができますし、友達に愚痴るときに”I was offended by what he told me!”(彼の言ったことですごい不快になった!)なんていう風にも使えます。

文化の解説⑥Live to work/Work to live

アメリカとフランスでは、仕事に対するマインドにも違いがあるようです。

カフェでのリュックとの会話で、こんな会話があります。

リュック: And I think the Americans have the wrong balance.(アメリカ人はワークライフバランスが間違ってると思うんだ。)
You live to work.(アメリカ人は、働くために生きている。
We work to live.(私たちは生きる為に働いてるんだ。)
Yes, it’s good to make money, but what you say is success, I say is punishment.(もちろん、お金を稼ぐのはいいことだけど、あなたの言う成功は僕にとっては罰だよ。)

エミリー: But… I enjoy work…and accomplishment. It…It makes me happy.(でも、私は働くことが楽しいし・・・達成することで幸せを感じられるの。)

リュック: Work makes you happy?(仕事を幸せに感じるの?)

エミリー: Yes. I mean, it’s… it’s… it’s why I’m here. For work. And look where it’s brought me. To this beautiful city.(ええ、だって、仕事のおかげでここに来れたんだし。こんなに綺麗な街に。)

リュック: Maybe you don’t know what it is to be happy.(多分きみは何が幸せか知らないんだね。)

みなさんもご存知の通り、日本では過労死が社会問題になっていて、「karoshi」が英語になっているぐらいです。英語に無い言葉だったということは、アメリカでは問題にはなっておらず、日本人が世界で一番働いていると思っていました。

ですが、私がアメリカに行ってびっくりしたのが、統計上はアメリカ人の方が長い時間働いているということ。

私の異文化コミュニケーションの先生が、アメリカ人は働きすぎだと言っていて、「うそだあ〜」と思って調べてみたら、先生の言う通りでした。

Americans work longest hours among industrialized countries, Japanese second longest. 

https://www.ilo.org/global/about-the-ilo/newsroom/news/WCMS_071326/lang–en/index.htm

この記事によると、ヨーロッパの方が労働時間は少ないのに、生産性は高いとのこと。ヨーロッパの方からすると、アメリカも日本も働きすぎ、と感じるようですね。

少し話は逸れますが、アメリカに駐在していた方がこんなことを言っていたことがあります。

アメリカ人はスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツみたいに飛び抜けている人がいるけど、それ以外は日本人の平均以下が多いイメージで、日本は飛び抜けてる人はいないけど、そんなにひどい人もいない。

能力を1(Min)〜10(Max)で表したら、アメリカ人は10の人が数人いて、大半は1〜4ぐらい。日本は、ほとんどが6ぐらいで、たまに8がいるイメージ。

これにとても納得した記憶があります。(笑)もしかしたらアメリカはその10の人たちが仕事好き過ぎて労働時間を押し上げているのかも?

最後に、日本人が働きすぎ、ということに関連した他国との文化の違いをご紹介します。

先日ロシア人と話していたときに、こんな会話がありました。

さんご
さんご

もうすぐ副業を始めようと思ってるの。

副業ってなに??

さんご
さんご

普通の会社員は9時5時で平日5日間働くでしょ。だから、空いている平日の夜か、土日に何か仕事をすることだよ。

え、フルタイムで働いているのにさらにもっと働くの??

お金は手に入るかもしれないけど生活に必要な分さえあればいいと思うんだけどな。

と、ドン引きされました。(笑)

確かに、ただでさえフルタイムで働いているのに、空いた時間も働くってなかなかクレイジーですよね(笑)

リュックのかなりストレートであなたは間違ってる。という言い方は実際の会話ではちょっと危険ですが、他の国の仕事に対するマインドを見聞きするのは面白いですね。

最終的には自分が幸せでいることが一番大事なので、自分にとって何が幸せか、一番いいバランスを見つけていけたらいいなと思います。

以上、シーズン1−1の解説でした。

内容は理解できたと思うので、ぜひシャドーイングをしてみて、スピーキング力を鍛えてみてくださいね!

エピソード2はこちら!↓

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