【エミリー、パリへ行く】で英語の勉強をしよう!シーズン1エピソード3

英語勉強法
さんご
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みなさんこんにちは!普段はアメリカ大学院の留学について記事を書いているさんごです。ドラマを使った英語勉強法をお勧めしており、Netflixオリジナルの「エミリー、パリへ行く」の言葉や文化の解説もしています。

私のプロフィールはこちらから。

今回は、シーズン1の3話目の解説をしていきます。

ドラマを使った英語勉強法は「海外ドラマや映画を観ながら英語を勉強する方法」という記事で紹介しているので併せてご覧ください!

解説スタート!

それでは今回も解説をしていきます。かっこの中は、ドラマの中でどの辺りかを示しているので、おさらいしたい方は参考にしてみてください!

本エピソードのスクリプトは下記から見ることができます。

Emily in Paris: Season 1, Episode 3 script | Subs like Script
Transcript for Tv Show Emily in Paris - Season 1 Episode 3 - Sexy or Sexist

それでは早速解説していきます。

単語のおさらい①”We’re not together anymore.”(0:59)

エピソード3の最初のシーンは、元々パリに行く予定だった女上司からとの電話で始まります。

マデリン: And how’s Doug like it?(で、ダグはパリを気に入ってる?)

エミリー: Uh… Doug isn’t actually coming.We’re, um…(えっと・・・実はダグは来てないの。私たちは・・・)We’re not together anymore.(私たちはもう付き合ってないんです。)

日本とアメリカでは、男女の恋愛事情がちょっと違うので、直訳が難しいことが多いです。

例えば、日本だと「付き合ってください。」とお伺いを立てることが多いですが、アメリカだと、付き合うだけだとそういった決まったフレーズというのはあまりありません。

珊瑚
珊瑚

結婚のときは「Will you marry me?」と聞きますが、付き合うだけだとなんとなくデートを重ねて気づいたら彼氏・彼女になっていた、というのが私が住んでいたカリフォルニア州は多かったです。(宗教や地域により差はあると思います。)

アメリカで「付き合っている」という状態を表す時は、直訳で「私たちは一緒にいる」という表現をします。

よく使う表現なので覚えておきましょう!

単語のおさらい②”how’s the Paris office treating you?”(1:12)

エミリーと上司の会話は続きます。

マデリン: So, how’s the Paris office treating you?(で、パリ支社はどう?)

エミリー: Oh, yeah, they’re a fun bunch.(そうですね、とても楽しいです。)Uh, I’m fitting right in.(えっと、とても馴染んでます。)

マデリン: Wonderful.(よかった。)

日本語にはあまりないですが、英語には人以外を主語にする表現がたくさんあります。

今回の表現は直訳すると、「パリ支社はあなたをどう扱っているの?」となります。つまり、「パリ支社はどう?」となります。

他には、

How’s the new semester treating you so far?
(新しい学期はどう?)

という言い方もあります。アメリカ留学中によくアメリカ人から聞かれていました。

ちなみに「bunch」や「fit in」もよく使う表現なので覚えておくと便利です。ここでの「right」は「正しい」や「右」ではなく、「ぴったり」というニュアンスの強調表現になります。

単語のおさらい③”That’s my bad.”(1:41)

マデリンとはテレビ電話をしているのですが、後ろで用を足している男性が映り込んでしまい、マデリンに指摘されたエミリーが言うフレーズがこちら。

That’s my bad.(ごめんなさい。)

個人的なイメージですが、この言葉はSorry.よりも自分に非があることを認めている表現です。

Sorryというのは、自分が悪い時だけでなく、例えば相手が嫌な目にあったり、身内が亡くなったりしたときにも使うからです。

(例)
I’m sorry for your loss.(お悔やみ申し上げます。)

That’s my bad.は「私が悪かった、ごめんなさい!」と言いたい時に使ってみてくださいね。

文化の解説①(2:09)

運動(workout)をしているエミリーは、同じく運動をしているのに喫煙をしている女性たちを見かけて、「やれやれ」という表情で「#Frenchworkout」「#Smokin’bodies」とSNSに投稿します。

エミリーからすると、健康を意識しているのに、健康に悪いタバコを吸うの!?という感覚なのでしょう。

私はアメリカもフランスも行ったことがありますが、確かにフランスの方が喫煙している人を多く見かけた記憶があります。

調べてみたところ、統計的にはやっぱりフランスの方が喫煙率は高かったです。

フランスでの喫煙率は2005年は27.5%、2019年は24%

https://www.statista.com/statistics/937572/evolution-proportion-daily-smokers-by-gender-france/

アメリカでの喫煙率は2005年は20.9%、2019年は14%

https://www.cdc.gov/tobacco/data_statistics/fact_sheets/adult_data/cig_smoking/index.htm

ちなみに日本は年16.7%でした。アメリカよりも若干高いんですね!

さんご
さんご

とはいえエミリーも健康にいいのか微妙なクロワッサンを食べながら運動してますけどね!

文化の解説②

エミリーがシャワーを浴びていると、突然水が出なくなってしまうシーンがあります。

大家さんや配管工事の人と会話する際に下の階に住むガブリエルに通訳してもらいますが、結局直るのは数日か数週間かかるとのこと。

「フランスはのんびりだ」と伝えたいのかもしれないですが、私からするとフランスもアメリカも同じぐらいのんびりだなあと思いますけどね・・・。(笑)

単語のおさらい④”Thou shalt”(6:00〜)

アメリカ本社からフランス支社にcorporate commandments(会社の規定)が送られてきたので、エミリーがみんなに展開します。

“Thou shalt always maintain a positive attitude.(いつも前向きな態度でいること。)
Thou shalt be on time.(時間通りでいること。)
Thou shalt praise in public and criticize in private.”(褒める時はみんなの前で、批判をするときは個別にすること。)
“Thou shalt avoid workplace romances”?(職場恋愛は避けること。)
And “Thou shalt remember that we are all a team.”(私たちは1つのチームであることを忘れないこと。)

この、「thou shalt」は古い英語になります。日本に古文があるように、英語にも古文があります。

「thou shalt」は現代の英語で言うと「you shall」にあたります。アメリカ英語ではあまり出現しないので、日本人には馴染みがないかもしれませんが、「〜しなければならない」という意味もあります。

詳しくはShallとShouldの使い方や違いをご紹介!という外部リンクをご覧ください。

普段の会話ではあまり使うことはありませんが、たまに出てくるので、「聞いたら分かる」ぐらいのレベルになっておくといいでしょう。

単語のおさらい⑤”Look, I wanna be part of the solution,not create problems.”(6:37)

先ほどの会社の規定が気に入らないフランス人の同僚たちから猛反発をくらうエミリーが

Look, I wanna be part of the solution, not create problems.

ほら、私は問題を作りたいんじゃなくて、解決策の一部になりたいの。

と弁明をします。

日本語にはない表現になりますが、英語ではこのフレーズは決まり文句のようによく使うので覚えておくといいでしょう。

文化の解説③ヌードの捉え方

今回のエピソードのメインテーマでもある、女性の性の表現について。

ドラマの中で香水のCMを作成しているのですが、その女性がヌードになり、エミリーは猛反発します。

※長いセリフになるので、一部縮めています。

アントワン: Uh, well, I… didn’t, uh, expect her to be naked.(彼女が裸になるとは思いませんでした。)

エミリー: She’s not naked. She’s wearing the perfume. It’s very sexy, no?(彼女は裸じゃない、香水をまとっているんだよ。とてもセクシーじゃないか?)

アントワン: Sexy or… or… or sexist?(セクシー・・・というよりは・・・性差別的じゃないでしょうか?)

アントワン: I… I don’t understand. How is this sexist?(どういうこと?これがどう性差別的なんだい?)

エミリー: Well, whose dream is it anyway? The… The… The men or the woman?(これってそもそも誰にとっての理想なの?男性、それとも女性?)

アントワン: It’s her dream, of course. (もちろん彼女の理想だよ)To be admired and desired by men.(男性に褒められて、求められることが。)

エミリー: But it’s the male gaze.(でも、それって「メールゲイズ」ですよね。)

(略)

アントワン: The male gaze. Exactly. (メールゲイズ。その通りだね。)

エミリー: I… I don’t think American women will respond to this.(アメリカの女性はこれには共感しないと思うんです。)

まずは言葉の確認から。ここで出てくる「メールゲイズ」は下記のような意味になります。

The “male gaze” invokes the sexual politics of the gaze and suggests a sexualised way of looking that empowers men and objectifies women. 

(「メールゲイズ」とは、性的な目線のことを思わせる言葉で、男性に力を与え、女性をモノとして捉えるような性的な目で見るというニュアンスのある言葉である。)

https://theconversation.com/explainer-what-does-the-male-gaze-mean-and-what-about-a-female-gaze-52486

女性の性の捉え方って、文化によって全然違いますよね。

私は3年間アメリカに住んでおり、多種多様な文化に触れ、女性の性の捉え方の違いにカルチャーショックを覚えた記憶があります。

西洋にはヌードは芸術という文化があります。でも、真逆で、イスラム圏では女性が肌を見せることはタブーとされます。

さんご
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私が一年通っていた語学学校はイスラム教徒の方が多かったですが、ヒジャブを頭に巻いている方もいれば、全身黒で覆っており、目しか出ていない女性もいました。

ヒジャブ

また、私は女性がセクシーだと、男性から「モテる」と、割とポジティブに捉えていたのですが、アメリカ人の同僚に言わせるとそれは「女性をobjectify(=モノとして見ている)している」とのこと。

かと思えば、上半身ほぼほぼ裸をSNSにあげる女性もいて、その人の言い分としては「女性というだけで性的に見られて、好きなものが着れない。私は上半身裸になることでempowered(力を与えられた)されたと感じることができる。」とのこと。

本当に多種多様な考えに触れて、逆に私は自分の考えが迷子になってしまいました。

このテーマはとても面白く、男女ともに一度は深堀するべきだと思うので、後日別記事で書こうと思います。

単語のおさらい⑥”douche”(13:10)

シャワーが壊れてしまっているのでしばらくガブリエルに貸してもらうことになったエミリー。シャワーを貸してくれたのでお礼を伝えます。

エミリー: Merci for the shower.(シャワーありがとう。)

ガブリエル: La douche. (ラ・ドゥーシュだよ。)

エミリー: What?(えっ?)

ガブリエル: The shower is “la douche.”(シャワーは「ラ・ドゥーシュ」って言うんだよ。)

エミリー: Oh. Well, I had a wonderful, uh…douche.(あら。じゃあ、素敵なシャワーだったわ。)

日本語字幕では「ドゥーシュ」とそのまま書いてありますが、ここでエミリーが言うのをためらったのは、英語では「ドゥーシュ」は「膣洗浄機」のことを指すからなんです。

こちら(ウィキペディア)に写真がありますが、管の先に容器がついています。この容器は「douche bag」と言われたりするようです。ここからどう転じてしまったのかわかりませんが、「douche bag」は「嫌なやつ」を指すスラングになっています。

単語のおさらい⑦”let”(16:55)

さて、ヌードのCMが完成し、どうプロモーションを仕掛けるかクライアントのアントワンと打ち合わせをします。

アイディアをアントワンに聞かれたエミリーが答えます。

“Sexy or sexist?”(セクシーか性差別的か?)
Get a conversation going.(議論させるんです。)
Let the world decide, and make it part of your campaign.(世論に判断させましょう。そしてそれをあなたのプロモーションの一部にするんです。)

letは日本人にとっても馴染みのある言葉ですが、この表現よく使うんです。

自分たちだけでは決められない場合、みんなに聞いてみよう!という発想はアメリカではよくあるので、よく見る表現です。さすが民主主義の国ですね。

単語のおさらい⑧”It snowballed”(18:51)

ミンディがパーティーに誘ってくれたのですが、数名と聞いていたらかなりの大人数集まっていることに驚くエミリー。

エミリー: I thought you said it was just a few people.(数人だけって言ってなかったっけ?)

ミンディー: It snowballed.(雪だるま式に増えちゃったの。)

実はこの表現、私も初めて知りました。たまにこのように日本語と英語で共通している表現を見つけることがあるので面白いですね。

単語のおさらい⑨”Let them eat cake.”(23:39)

「性差別的」という発言をしてから、落書きをされていたエミリー。最後に落書きされたものと同じもののケーキをリュックたちに渡して

Let them eat cake.

と言います。

直訳するとケーキを食べさせなさい、になりますが、これはマリーアントワネットが食べるものがない、と言っている農民に対して言ったとされる「パンがないならケーキを食べさせればいいじゃない」の英語訳版になります。

https://www.memesmonkey.com/topic/let+them+eat+cake より

これでエピソード3は終わりです!お疲れ様でした。

今回も、ぜひシャドーイングまで行ってみてくださいね!

エピソード4はこちら↓

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