【エミリー、パリへ行く】で英語の勉強をしよう!シーズン1エピソード4

英語勉強法
さんご
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みなさんこんにちは!普段はアメリカ大学院の留学について記事を書いているさんごです。ドラマを使った英語勉強法をお勧めしており、Netflixオリジナルの「エミリー、パリへ行く」の言葉や文化の解説もしています。

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今回は、シーズン1の4話目の解説をしていきます。

ドラマを使った英語勉強法は「海外ドラマや映画を観ながら英語を勉強する方法」で紹介しているので併せてご覧ください!

解説スタート!

それでは今回も解説をしていきます。かっこの中は、ドラマの中でどの辺りかを示しているので、おさらいしたい方は参考にしてみてください!

本エピソードのスクリプトは下記から見ることができます。

Emily in Paris: Season 1, Episode 4 script | Subs like Script
Transcript for Tv Show Emily in Paris - Season 1 Episode 4 - A Kiss Is Just a Kiss

それでは早速解説していきます。

単語のおさらい①”overwhelming”(2:00)

エピソード4はエミリーが花屋でバラを買うシーンから始まります。欲しいバラを売ってもらえず困っていると通りかかった女の子が助けてくれて、おしゃべりを始めます。

This city is so overwhelming.

(この街にはとても圧倒されるわ)

overwhelmingは圧倒されるような、ごちゃごちゃしているものや、大変なものを表す形容詞としてよく使われます。

例えば、The school life in the States is overwhelming.(アメリカでの学校生活には圧倒される。)などとも使えます。

自分が主語のときは「I’m overwhelmed.」(圧倒された。)と言います。

単語のおさらい②”You’ll get the hang of it”(2:43)

圧倒されたと話すエミリーに、カミーユが優しく返します。

You’ll get the hang of it.

(そのうち慣れるよ。)

get the hang of 〜で、〜に慣れる、コツをつかむ、という意味になります。

これはもうイディオムとして丸暗記してしまいましょう。話し言葉でよく使います!

単語のおさらい③”What kind of business are you in?”(4:26)

さて、アメリカから荷物がたくさん届いたエミリーですが、一人で運べない量と重さです。そこにガブリエルが通りかかったので、手伝ってもらいました。

荷物を運び終えた時に、テーブルの上にアントワンから送られたランジェリーが置いてあるのを発見したガブリエル。すかさずエミリーが「オフィスのもの」と言うと、こう聞かれます。

ガブリエル: What kind of business are you in?(どんな業界で仕事をしているの?)

エミリー:  Marketing.(マーケティング。)

[ピーナッツバターが段ボールの中でぐちゃぐちゃになっているのを見つける]

エミリー: Oh, no…My Trader Joe’s organic chunky unsalted.(嘘でしょ、トレーダーズジョーの塩なしオーガニックチャンキーピーナッツバターが・・・)

[ピーナッツバターまみれの元カレの写真を見て]My ex.(そして元カレ。)

ガブリエル: Sorry.(残念だね。)

エミリー: Oh, no, him I can live without, but the peanut butter…(ああ、彼なしで生きていけるからいいのよ。でも、ピーナッツバターは・・・)

どんな業界で働いているの?は社会人なら使える表現ですね!覚えておくと会話が広がりそうです。

そしてピーナッツバターを大量に持ってきているのがアメリカらしいですね。スポンサーなのでしょうか?お店の名前も出ていますが、日本でも有名で人気のTrader Joe’sのものです。

商品名で検索してもドラマと同じ猿のパッケージのものは見つけられませんでした・・・。

さんご
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留学中はアメリカ人の家庭と住んでいた時期があったのですが、お世話になった3家庭とも、ピーナッツバターをよく食べていました。ジャムもつける、peanut butter and jellyも一般的です。

私はJifというメーカーのピーナッツバターをよく食べていました。

また、日本でも最近知名度が上がってきている「ヌテラ」も人気ですね。ずっと食べていると飽きちゃうんですが、たまに食べたくなります。

単語のおさらい④”inappropriate”,”messy”, “on that note”(5:30〜)

荷物の整理が終わり、料理人であるガブリエルにオムレツを作ってもらい、二人の会話は続きます。

話はランジェリーに戻り、そのランジェリーはクライアントからの贈り物だと明かすエミリー。そして、クライアントからそんな贈り物をもらうのは良くないと語ります。

エミリー: And three, it’s wildly inappropriate.([クライアントからランジェリーをもらうことがよくない理由の]そして3つ目、とても不適切だからよ。)

ガブリエル: It sounds messy.(なんだかやっかいだね。)

エミリー: It is. And I hate messes.(そうなの。そして私はやっかいなことが嫌いなの。)

(中略)

エミリー: And on that note, I’m going to help you clean up before I go.(そしてそれに関連して、行く前に片付けを手伝うよ。)

この会話にも、頻出・便利な単語が出てきますので1つずつ解説します。

inappropriate

「不適切」という意味になります。この言葉はちょっと難しく聞こえますが日常でもよく使います。

アメリカで、子供がいる家庭と一緒に住んでいた時に、子供たちが悪い言葉を使ったり、悪いことをするのですが、そういうときに「That’s inappropriate!」と怒られていました。

もちろんビジネスシーンでも使えます。もし、あなたの部下が職場に相応しくないと思われる格好で現れた時に、「Your outfit is inappropriate.」などと注意することができます。

messy

ちょっと砕けた言葉になるので書き言葉ではあまり使いませんが、口語でよく使う言葉です。

ぐちゃぐちゃ、散らかっている、という意味になり、そこから転じてやっかいという意味にもなるので、このシーンでは「やっかいだね」と訳してみました。

子供が口の周りにチョコレートをたくさんつけていたら、「You’re so messy!」と言ったりしますね。

on that note

こちらは「それに関連して・・・」という意味です。散らかすことが嫌、という話をしていたので、散らかすのが嫌と言ったからには綺麗にしてから行くよ、ということで使われます。

日本でもそのような話し方をする人はいらっしゃいますが、英語はよくこの関連して話をつなげていくことが多い気がします。

英語は話しながらどんどん文をつなげていくからでしょうか?例えば、日本語だと、名詞を説明する言葉が長くても、修飾する節→名詞となりますが、英語は名詞が先にきて、修飾する言葉があとに続きますよね。

(例)
赤い服を着た女の子 vs. a girl who wears a red skirt

他には、Speaking of 〜もよく使われます。〜に入る言葉が会話の中で出たけど、ちょっと話題が変わる時に使いますね。「〜といえばさ、」という感じです。

(例)
I’ve had three cups of coffee today already.
(今日すでに3杯もコーヒー飲んじゃった。)

Oh, speaking of coffee, a new and stylish cafe has opened last week, and I heard it was nice. Would you like to go there next Sunday?
(あ、コーヒーといえばさ、スタイリッシュなカフェが先週ニューオープンして、良いって聞いたよ。次の日曜日に行かない?)

こんな感じでデートに誘う男性、ドラマに出てきそうじゃないですか?(笑)

単語のおさらい⑤”interrupt”(7:00)

さて、バラを持って職場に行ったエミリーは、シルビーとアントワンが言い争いをしている場面に遭遇します。アントワンがクライアントをやめるかも、という話をジュリアンから聞き、引き止めるべく二人が言い争っている部屋に入ります。

I hope I’m not interrupting.

(お邪魔じゃなければいいんですが・・・)

どう考えても邪魔なんですが。(笑)このinterruptという単語も日常生活でよく使えます。

イメージとしては、一定の動きに対してそれをぷつっと止めさせる時に使います。

(相手が話しているのを止めさせる、歩いているのを止めさせる、など。)

以前の解説でもお伝えしましたが、英語は敬語がないと思われがちです。でも、こう言った、相手を気遣う言葉はたくさんあります。

さんご
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だからこそ、英語だと歯の浮くようなことを言っているように日本人には聞こえるような気がします。

I hope I’m not interrupting. は、例えばオフィスアワー中に教授にアポなしで尋ねて行った場合などに使えますよ。

I’m sorry for interrupting.(邪魔して/口出ししてごめんなさい。)という言い方もできます。

単語のおさらい⑥”save 人 from 〜ing”,”hit on”,”biche”(11:25〜)

カミーユに誘われた展示会会場にミンディーと現れたエミリー。ミンディーに、どうやってこんな素敵なギャラリーに招待されたのか聞かれたため、カミーユのことを説明するときに出てきたフレーズ。

She saved me from buying bad roses, told me about some cute brunch spots, and invited me to this opening.

(彼女は私がよくない薔薇を買わないように助けてくれて、いいブランチの場所を教えてくれて、さらにこのギャラリーのオープニングに招待してくれたの。)

save 人 from -ingで丸暗記してしまいましょう。

また、この話を聞いたミンディーが冗談で

do you think she was hitting on you?

(彼女はあなたのこと好きだと思う?)

hit on 〜もよく使う表現です。〜のことが好きできて、アタックしているような状況を表します。

友達に、「ジャックは私にアプローチしてきてると思う」というときは

I think Jack is hitting on me. と言えます。口語でよく使います!

また、そのあとミンディーが「biche」と言いますが、フランス語で「bitch」という意味になります。

最近日本語でもカタカナで「ビッチ」と言われ、主に「あばずれ」的な意味で使われますが、アメリカではどちらかというと、「嫌な女」という意味で使われるイメージです。

また、ここでは親しみを込めて仲の良い友達への呼びかけとして使われています。

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日本語の「ビッチ」を表す言葉は「slut」の方が適していると思います。セクシーだね、は褒め言葉ですが、「slutty」はいやらしい、というちょっとネガティヴなイメージがあります。もちろんビッチが親しい女友達に使われることもあるように、必ずネガティヴではないですが。文脈での判断が必要になります!

文化の解説①名刺の渡し方

カミーユと話しているランディージマーを見つけたエミリーは、ランディーと話す機会を得ます。

そこでアントワンの香水を売り込み、自分の名刺を渡すのですが、その渡し方がとてもカジュアルで普段日本の企業で営業として働いている私はどうしても気になってしまいました!

でも、実は日本の名刺の渡し方のほうが、世界的に見て独特なんですよね。

ちょっと古いですが、アメリカではこのように交換しているようです。(0:35あたり)

Exchanging Business Cards

日本だと、自分の会社の名前が見えるように、相手よりも低く出す、名刺入れの上に載せる・・・などたくさんルールがあり、社会人1年目のときにとても戸惑った記憶があります。

ただ、覚えてしまえば初対面の人とも阿吽の呼吸で名刺交換できるので、スムーズでスマートではありますけどね。

さんご
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私の会社はとても体育会系なのでルールやマナー(年功序列)が厳しいですが、ただ、そのルールを覚えると行動の予測がつくので楽になりました。

例えば、課の人とエレベーターに乗っている場合、年次順に降りていくので、誰かと同時に出ようとする、とか言うことがないんですよね。

文化の解説②エレベーターピッチ

この名刺を渡すシーンで、エミリーはアントワンの香水を売り込みますよね。

エミリー: Well, when you’re selling a house, the one thing you should do
is bake cookies.

(あなたは家を売っていますが、あなたがすべき1つのことはクッキーを焼くことです。

The smell reminds people of home and warmth -and sugar and butter and a happy place.

(その匂いは人々に家の暖かさや、砂糖、バター、そして幸せな場所を思い起こさせます。)

ランディー: Uh-huh.

(なるほど。)

エミリー: You need some cookies, Randy.

(あなたにはクッキーが必要です、ランディー。)

**エミリーが何かを取り出そうとする**

ランディー: Are you gonna hand me a cookie?

(クッキーを僕に渡すのかな?)

エミリー: My card.

(名刺です。)

ランディー: Well, that was a nice elevator pitch. I’m here till tomorrow.

Show me what you got, Chicago.

(とてもいいエレベーターピッチだったよ。僕は明日までここにいる。きみの実力を見せてよ、シカゴ。)

香水をクッキーの匂いにたとえて、クッキー(=香り)が足りてないと訴えるエミリー。

彼女の主張、売り込みに対して、ランディーも興味を持ってくれたようです。

このエミリーの一連の売り込みのことをランディーも言っているように、「エレベーターピッチ」と言います。

さんご
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最近は「アジェンダ」」「ブレスト」「バジェット」など、ビジネスシーンでも英語が使われるようになっているのですでに知っている方も多いかもしれません。

エレベーターピッチとは

エレベーターに乗っているような短い時間で、自分のアピールをすることです。だいたい30秒〜1分弱と言われています。

アメリカ人は合理的な方が多い傾向にあり、なんでも簡潔に、素早く済ませたい、楽したいと考えている人が多い印象があります。

ですので、なんでも簡潔にすることが望まれます。ましてやそれが売り込みだとすると尚更です。

聞いている相手の方がこのシチュエーションでは立場が上であり、人間の性質として人間は話すより聞く方が苦手ですから、好感を持ってもらうには短くわかりやすい方がいいです。

エレベーターピッチについてこんな動画を見つけました。6分ほどの短い動画です。

How To Create Your 30 Second Elevator Pitch! | The Intern Queen

冒頭は悪い例の紹介から始まります。エレベーターのドアが閉じるところがリアルですね。(笑)

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アメリカ人ならみんなこういったスピーチは得意だと思いがちですが、みんな最初はこのような感じなんですよね。学校で課題が出たり、影で準備・練習しているから、話すのが得意になっていくというわけなんです。

コメント欄を見ていると、「学校の課題であるから困ってたけど助かった」というようなものも見られます。

実は私もアメリカで語学学校に1年通っているときも、授業でありました。

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自分で考えたエレベーターピッチを発表して、かつ、それを録画しているので、終わった後にみんなでいい点や改善点を話し合うと言うなかなかの公開処刑さでした(笑)

私が通っていたクラスは大学院を目指す人のためのコースだったのですが、直接教授と会って自分を直接売り込むことって大学院生も実は結構多いんです。

まずは応募の時。人によっては教授にアポを取って軽くお話しをする人もいます。

さんご
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私は語学学校と大学院が同じキャンパスだったので、応募のアプリケーションは手渡しで持っていき、教授とお話ししました!

また、大学院に入ってからも、教授になったとしても、学会に参加することが一般的です。自分の研究が認められれば発表する機会もありますし、自分の発表がなかったとしても、さまざまな交流会があります。

そのような場は、博士課程に応募する際や、教授として就職する際の自分の売り込みの場になり得ます。

中には著名な教授も参加されています。そういった方は人気なので、簡潔に自分の売り込みができることが大事になってくるんです。

あなたも、今はそういった機会がなかったとしても、いざと言うときのために自分のエレベーターピッチを用意しておくといいかもしれません!

単語のおさらい⑦”why don’t we〜?”,”I’m up for”,”I’ve got some ideas”(15:47〜)

あのエレベーターピッチのおかげで、エミリーは無事ランディーにアントワンの香水を紹介する場のセッティングができました。

ただ、話がまとまらないので、会食の場でお話ししましょうという話になりました。

エミリー: Uh, why don’t we all get dinner tonight
and keep talking?

(今夜みんなで食事をしながら話の続きをしませんか?)

ランディー: That’s a great idea.
I’m up for anything with a Michelin star.

(いいね。ミシュランの星ありのレストランなら

どこでもいいからぜひ行きたいね。)

ジュリアン: I’ve got some ideas.

(良い案があります。)

この会話も使える表現がたくさんなので、解説していきます。

Why don’t we〜?

Let’s〜(しましょう)とほぼ同じ意味なのですが、Why don’t we〜?という疑問文になっています。

一般的に、疑問文になっている=相手に選択肢を与えているので、丁寧な言い方と聞いたことがあります。

仕事ではこちらを使うことをお勧めします!

I’m up for〜

こういう簡単な単語のみの方が暗記するしかないので難しいですよね。

I’m up for 名詞 で、(名詞)に興味がある、参加したい、という意味があります。

また、似た言葉にI’m down.という言い方もあります。こちらも意味は同じです。

昔、downは断る言い方だと勘違いし、当時付き合っていた彼氏と喧嘩したことがあります(笑)

さんご
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ちなみにランディーの「I’m up for anything with a Michelin star.」は、Netflixの字幕だと「星を取るためにもね」と訳されていますが、

「星があるとこならどこでも!」

と言っているので個人的には「う〜ん」と思っています。

I’ve got some ideas.

“have”でもいいのですが、”have got”となっているのは、前者は主にアメリカ英語、後者はインフォーマル(=カジュアル)なイギリス英語でよく見られるとのことです。

また、have gotとなっていますが、現在完了形ではなく、現在形(haveと同じ)なのでご注意を。

generally speaking, Have is more common in North America and have got is more common in the United Kingdom.

(一般的に、Haveはアメリカ英語でよく使われ、Have gotはイギリスでよく使われます。

https://www.inenglishwithlove.com/blog/the-difference-between-have-and-have-got

The have got forms are more common in an informal style. Have got has the same meaning as have and both are used as present tenses. Note that have got is NOT the present perfect of get.

(Have gotはインフォーマルな話し方の時によく使われます。Have gotはHaveと意味は同じで、どちらも現在系です。Have gotは、getの現在完了形ではありません。

https://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/grammar/learnit/learnitv323.shtml

また、ここでのsomeは複数の「いくつか」ではなく、「良い」という意味で使われています。

文化の解説③日付の書き方(19:00〜)

さて、なんとか有名レストランを急遽予約できたエミリー。人気店だけどキャンセルが出たから予約できたとのことですが、いざお店に行ってみると、「予約はない」と言われます。

お店の人に予約完了メールを見せると、8/11ではなく、11/8に予約している、と言われてしまいます。

私はアメリカにもフランスにも行ったことがあるので知っていましたが、日付の書き方って、国によって違うんですよね。

フランス→ 日/月/西暦

アメリカ→ 月/日/西暦

日本→   西暦/月/日

このブログをお読みの皆さんは日本人だと思いますので、「フランスは日本と順番が真逆、アメリカは西暦が後ろにくる」と覚えておけばいいですよ。

以上、シーズン1エピソード4の解説でした!

今回もぜひシャドーイングをして、何度もセリフを被せながら喋ってみてくださいね。シーズンが終わる頃にはかなり話せるようになっていると思います!

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