学生以来ずっと英語を勉強してない方向け!TOEIC®(L&R)対策の始め方

英語勉強法
さんご
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皆さまこんにちは!アメリカ英語の聞く・話すに重点を置いた勉強法を発信しているさんごです!

「TOEIC®を受けないといけないけど、何から始めればいいですか??」とよく聞かれるので、この記事ではTOEIC®の勉強の始め方をご紹介します。

この記事を読めば分かること
・TOEIC®の概要
・TOEIC®の勉強の始め方
・TOEIC®の日々の勉強方法

皆さんの中には、会社から「TOEIC®で◯◯点取得しないと昇進できない!」と言われたり、「異動でTOEIC®のスコアが必要になった」「転職を考えており、10年ぶりにTOEIC®を受けないといけなくなった」・・・などなど様々な理由でTOEIC®を受けないといけないくなってしまった!という方がいらっしゃると思います。昔就活の時に受けてみたけど・・・という方や、一度も受けたことがないので何から始めればいいかわからない!という方は多いのではないでしょうか。私自身、結構そういったご相談を受けることがあります。

では、どうすればいいのか。結論からお伝えすると、まずは、

模擬テストを受けて今の自分のレベルを把握しよう!

になります。

この記事ではその理由について、テスト概要のおさらいをしながらご紹介します。テスト概要はもうわかってるよーという方は、飛ばしちゃってもOKです。

テスト概要

まずは、TOEIC®ってどんなテストか詳しくわからない、という方のために、テスト概要をご説明します。

どんな英語が問われる?

TOEIC®で扱われるのはビジネス・日常会話になります。ビジネスと言っても、専門的な内容は出てこないので、「請求書」「見積もり」ぐらいの一般的な用語さえ覚えていれば問題ありません。日常会話は、同僚や顧客との会話がメインになり、家族や恋人同士の会話は出てきません。留学用といわれているTOEFL®は留学したい方向けなので「経済学の授業」「教授と生徒の会話」というような内容が出てきますが、TOEIC®はそういったアカデミックな内容はでてきません。

テストの種類

TOEIC®ですが、公開テストとIPテストの2種類があります。公開テストは個人で申し込んで受けるテストで、IPテストは企業や学校が取りまとめて受験者を募り、団体受験するテストです。公開テストであれば近くの大学などが受験場所となり、いろいろな人が集まってテストを受けます。また、IPテストはご自分の会社や学校で、同じ会社・学校の人のみが受けるようになっています。

IPテストは公開テストで出た問題が出ることがあるので、公式問題集をたくさん解いていると、「みたことあるな」という問題に出会うことも!

公開テストが公式スコアになるので、履歴書に書くのは基本的に公開テストのスコアとなります。IPだと、基本的にその団体の中でのみ有効なスコアになるので注意してください。(会社や学校によってはIPテストのスコアでも認めてくれるところはあるかもしれませんが稀だと思います。)

また、最近だと、コロナの影響もあり、IPテストに関してはオンラインで受験が可能です。オンラインの場合は正答率によって次に出てくる問題の難易度が変わるため、効率よく能力が測れるので1時間程度で終わり、かつ、終了後すぐにスコアを知ることができます。

TOEIC®は何級から始めればいい?

英検は3級・2級などと級が別れていますが、TOEIC®にはレベル分けがないため、高校レベルの英語の方も、2年留学していて英語が得意な方も、全員同じテストを受けます。初心者の方は時間内に解き終われなかったり、難易度が高く苦痛に感じるかもしれません。ですので、初心者ほど挫折しやすいテストになっています。

最初は全問解き終われなくても大丈夫!私も、700点後半ぐらいになって初めて時間内に解き終われるようになりました。

所要時間

TOEIC®(L&R)はリスニング約45分、リーディング約75分(各100問ずつ)という長時間の試験になります。ただし、IPテストは先ほどご説明した通り、1時間程度で終わります。

受験料・申込方法・実施時期

受験料はコロナ対策にかかる費用が転嫁され、残念ながら2021年10月実施分より税込7,810円に値上がりしてしまいました。インターネットで申し込んだ場合は同じ月の1年後に「リピート受験割引」ということで、税込7,150円で受けられるのでちょっとお得です。申込方法はインターネット経由とコンビニにある端末からの2種類がありますが、リピート受験割引はインターネット申し込みのみになるのでご注意ください!

参考書は2016年に試験内容が改訂されてから中身が変わってないものも多々あるので、金額に関しては公式ウェブサイトで最新情報を確認してみてくださいね!

実施時期ですが、2月と8月をのぞいて毎月実施されているので、頻繁に受けることができます。結果は郵送でも送られてきますが、インターネットで見る方が早いです。結果が出るまでは一ヶ月ほどかかります。ただし、IPテストのオンライン版は先ほど記載した通りその場でスコアがわかります。

問題形式の変更

2016年に問題数と形式が変更されています。リスニングもリーディングも長文が増えたのに、出題数と受験時間に変わりはないので、難易度がちょっと上がりました。

また、かなり昔に変更となったためすでにご存知の方も多いかもしれませんが、昔はアメリカ英語のみでしたが、2006年からは、リスニングセクションにアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5か国の英語が登場します。日本の英語教育は一般的にアメリカ英語となっているため、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの英語は難しいと言う方も多いかもしれません。

アメリカ英語が好きで、アメリカ英語しか勉強してこなかった私にとってイギリスとオーストラリア、ニュージーランドはムズカシイ・・・。

発音自体がかなり異なっていているものについては、今後ご紹介していこうと思います!

まずは実力測定をしよう

TOEIC®の概要を掴んだところで、お待たせ致しました!概要を読み飛ばした方は目次ぶりです!

一体何から始めればいいの!?教科書を買って問題を解く??単語帳を買う??

と言う疑問にお答えします。

それは、冒頭でもお伝えした通り、まずは「模擬テストを受ける」になります。
というのも、概要に書いた通りTOEIC®には受験者のレベルによって級があるのではなく、全員が同じテストを受けるからです。なので、何から始めればいいのかは自分がどこにいるかを把握してからにしましょう。

今の実力測定は、公式問題集でいいと思います。

この問題集には、2回分が含まれているので、

①まずは今の実力測定
②本番前に力試し

という風に使用してください。

日々の学習方法

さて、ご自分のレベルがわかったところで、今度はおすすめの日々の学習方法をご紹介します。

伸ばすべき力

まず、TOEIC®で高得点を取るために伸ばすべき力は

・リスニング(発音を聞き取る能力)
・語彙
・文法
・短文を素早く解く・長文読解
・長時間問題を解く

になります。

ですので、それぞれに特化した教科書を購入し、勉強を進めるのが理想です!

その中でご注意いただきたいのが、その本で伸ばせる能力が被っている本は1冊を完全にやりこむまでは買わないでください。どういうことかというと、語彙を伸ばす本(つまり単語帳)は1冊でよく、2冊も要らない、ということです。

もちろん、1冊を完全にマスターしたり、自分にはやっぱり合わなかった、ということであれば2冊目を購入していいです。でも、そうじゃない限り、同時に複数買ってやろうとしてもどちらも中途半端になってしまうので、1冊で十分です。

おすすめの教科書の選び方

テスト概要でも説明した通り、TOEIC®は受験者のレベル分けがされておらず、受験者のレベルは200点の人もいれば、700点の人もいます。なので、教科書を選ぶ際は、必ず自分の今の点数の人向けのものを選んでください。ざっと本屋で教科書を見ていただければ分かるかと思いますが、点数が低い人向けの教科書の方が説明が丁寧なので、すでに点数が高い人にとってはちょっと要らない情報になってしまいますし、点数が高い人向けは解説が簡易的で、点数が低い人には向きません。

特に◯◯点の人向け、という風になっていない教科書はターゲットがよくわからないので、選ばない方が無難です。

必要な教科書

リスニング

リスニングに関しては、TOEIC®の演習問題がついているものと、発音自体を詳しく解説しているものと2冊あるのが理想です。発音自体を詳しく説明しているTOEIC®向けの良い教科書は新しいものだと本屋を探してみましたが見つかりませんでした。ですので、今後このブログでご紹介できればと思います。
演習問題がついているものに関しては、今の自分のスコアにあった教科書を選んでください。

【初心者向け】

こちらのテキストには3人のキャラクターが登場し、それぞれスコアが380点、580点、795点という設定になっています。会話形式で解説されており読みやすく、丁寧な解説があるため、初心者の方に向いています。

【中・上級者向け】

中・上級者にはこちらの教科書をお勧めします。まずは練習問題があり実力を測り、それからPartごとに演習があり、最後にまた仕上げ模試というシンプルな構成です。

ちなみに、リスニングとライティングでは、リスニングの方が点が取りやすいと言われています。単純にリーディングよりも前にあるので、体力的にもまだ余裕があるからということもあるみたい。リーディングとリスニング一気にやるのはしんどいな・・・。と思っている方は、リスニングから始めてみるのも手ですね!

語彙

語彙力を伸ばすには、王道ですが単語帳をお勧めします。最近はアプリで勉強している方が多いですが、私は本との併用をおすすめします。アプリは持ち運びがしやすいですし、記憶できたかどうかのテストをするには便利ですが、個人的には読んだことがあまり頭に入らず定着力が良くないと感じます。日々の勉強はアプリではなく本を使用して、書き込んだり、苦手なものだけをノートに書き溜めた自分だけの単語帳を作成することをお勧めします。

ちなみにお勧めの単語帳ですが、私はキクタンをお勧めします。お勧めする理由は下記の通りです。

・チャンツという音楽に乗って単語を覚えられる
・アメリカ英語、イギリス英語どちらの発音も収録されている
・センテンスという、例文を読んでくれる音声もあるため、ディクテーションにも使える
・Day1、2、と区切られており、1日にどのぐらい勉強すればいいのか示されているため、独学に向いている(1日16語で構成されています)

というところです。キクタンは、レベル別に3冊あります。ご自分に合ったものを購入してみてくださいね。

【600点を目指す方向け】

【800点を目指す方向け】

【990点を目指す方向け】

ちなみに最近は金のフレーズというのが流行っていますが、そちらは正直あまりお勧めしません。。「金フレ」は普通の単語帳が左から英語、日本語、例文と並んでいるのに対し、日本語訳がまず書いてあり、その下に英文があり、覚えるべき単語の最初の1語だけが書いてある、というちょっと変わった構成になっています。通常の単語帳が英語を見て日本語が出てくるかどうかを試す構成になっているのに対し、金フレは、日本語をみて英語を言えるようにするという構成になっているのです。

そちらの方が負荷は高く、自分でアウトプット(ライティングやスピーキング)をする機会が多い人にはとても良いエクササイズだと思いますが、TOEIC®のL&Rテストに関していうと、英語を見て、日本語の意味がわかればOKなので、アウトプットのないL&Rテストで高得点をとるためには必要のない能力だからです。

自分はアウトプットの機会も多いから高負荷で勉強したい!という方のために、一応リンクを載せておきます。ご自分の状況にあったものを購入してみてください!

文法

高校レベルはTOEIC®で言うとだいたい500点ぐらいだと言われています。500点以下の方は、文法からおさらいした方がいいと思いますので、文法書を買ってまずは文法を勉強するところから初めてみてください。

【中学英語からおさらいしたい方向け】

【高校英語からおさらいしたい方向け】

それ以上の方は、文法書はなくても練習問題を解き進めていく中で確認していけばいいと思います。不安な方は、一冊、辞書のような感じで参照用に持っておくといいです。TOEIC®向けで言うと、スタディサプリ講師で有名な関先生の本があります。

こちらは受動態、接続詞、関係詞、形容詞・副詞、分詞、時制、助動詞、仮定法、不定詞、動名詞、比較、冠詞・名詞・代名詞、疑問の13のチャプターで構成されています。Kindle Unlimitedに入っている方は無料で読めますので、調べてみてください!

短文を素早く解く・長文読解

短文を素早く解く(=Part5)力と長文読解力(=Part6、7)を伸ばすためには、リーディングに特化した教科書がおすすめです。ここでも、ご自分のレベルに合ったものを選んでください。

【初心者の方向け】
初心者の方には、リスニングと同じく、究極のゼミシリーズをお勧めします。

【中・上級者向け】
中・上級者向けにはこちらもリスニングと同じく、全方位シリーズをお勧めします。

こちらは700点レベル、800点レベル、900点レベルと問題が階段方式になっているので、700点以上の方向けです。解説は3〜5行ですっきりとシンプルにまとめてあり、中・上級者向けです。

こちらはレベル分けはありません。長文アレルギーの方も多いと思いますが、練習問題が細切れになっているので、とっつきやすいです。細切れにはなっているものの、その問題にかけるべき時間が書いてあるので、ちゃんとスピードも意識しながら練習問題を解くことができます。

長時間のテストに慣れるための通し練習

TOEIC®は非常に長いテストになりますので、それに慣れるためにも、通しの模擬テストを日々の学習に組み込む必要があります。理想は、公式問題集の2回目はテスト直前にとっておき、日々の学習では他社の模擬テストを使って通しテストをし、本番に慣れることです。おすすめの模擬テストは下記の本です。

なぜかと言うと、回答をネット上に入力していきボタンひとつで自動採点してくれるというのも素敵なんですが、それに加えて、自分がどの問題を間違ったかがわかるだけでなく、同じテストを受けた他の人が、どの選択肢を選んだかのパーセンテージまで見れる、ということです。

実はTOEIC®は1問5点、のように、全部の問題が同じ点数ではありません。TOEIC®の採点方式は独自のロジックを採用しており、非公開なのでどういった計算がされているのか詳細はわからないですが、多くの人が間違えた問題は配点が低くなり、ほとんどの人が間違えなかった問題は配点が高くなるといわれています。つまり、みんなが間違えた問題は間違えてもダメージは大きくないけど、みんな合ってた(=簡単な)問題を落としてしまったら致命傷になる、ということです。なので、自分が落とした問題の他者の正答率も大事になってきます。

自分が間違えた問題を見てみて、他の人がほぼ正解していたのであれば、その問題は特に頭に叩き込んで同じ間違いをしないようにしましょう!

ざっとお勧めの教科書と勉強方法をお勧めしました。もう一つだけ重要なことがあります。それは、

問題を解きっぱなしにしない!ということです。

問題を解いて、間違えた問題に印をつけたら、解説を読み、自分なりにノートにまとめてみましょう。単語帳にも見当たらず、知らなかった語彙もメモしましょう。書くことにより、記憶がより定着します。また、テスト直前に見直すことで、自分の苦手な部分を見直すことができます。

問題を解いて、解説をみながら自分なりにノートにまとめる

ここまでがワンセットなので、必ずやるようにしてくださいね!

最後に

以上、この記事ではTOEIC®の概要、勉強の始め方、そして日々の勉強方法についてご紹介しました。TOEIC®受けなきゃいけないけどどうしよう!と思っている方の参考になれば幸いです。

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