私が英語が話せるようになるまでのロードマップ【小学生〜高校生編】

英語勉強法

はじめに

みなさん、こんにちは。珊瑚です。私はアメリカの大学院に留学をしたり、学会で発表したり、学部生向けにスピーチの授業をしていたり、TOEICで985点をとったりと言った経歴や、英語を話す機会があるときに発音を褒めていただくことがあるので、よく「どうやって英語を勉強したの??」と聞いていただきます。

そのときの立ち話でぱっと話せられないぐらい色々試しましたし、人生のほとんどを英語の勉強に費やしてきたので(笑)私が英語を上達させるために試した勉強法をご紹介していきたいと思います。

今回の記事は「ロードマップ」としているように、個別の詳細な勉強方法ではなく、今まで私がどの人生のステージにおいて、どんな勉強方法を試してきたのか、どう成長していったのかを記載していきます。イメージ、英語が話せるようになるまでのプロセスを俯瞰的に見た記事です。個別の勉強方法の詳細はまた別記事に記していこうと思います。

ちょっと余計な情報もあるかと思いますが、もしかしたら幼少期のお話はお子さんに英語を習わせたいなと思っていらっしゃる方の参考にもなるかもしれませんので、お付き合いいただければ幸いです!

小学生時代

英会話教室

私は小学校1年のときから英語教室に通っていました。きっかけは、2つ年上の姉が、英語教室に通っていたことでした。

まあ、姉も、自分が通いたかったわけではなく、友達に教育熱心なお母さんがいらっしゃって、その子と一緒に通ったら送り迎えを毎週せずに交互にできるからという理由で母がその方に誘われたからなんですが(笑)

それは小学館がやっている英会話教室だったのですが、営業のおじさん?がうちにやってきてレッスンの説明や教材を渡しにきたときに、ドラえもんの塗り絵があったんです。その絵の中にアルファベットが隠れていて、見つけて全部ぬろう、というようなものでした。

ただ単にその塗り絵がしたいがために(笑)私もその教室に通いたい!と言ったのですが、その英会話教室は小学生からしか通えませんでした。その気持ちは2年間消えず、待ち続けてやっと小学生になり、念願叶ってその英会話教室に通えることになりました。

でも、いざ入学したら私のときはその塗り絵はなかったです・・・(笑)

ただ、そんなことも忘れてしまうぐらい、ゲームや英語の歌、アメリカの文化の紹介や年に1回程度いらっしゃるアメリカ人の先生との授業が楽しくて、英語が好きになり、そしてアメリカが好きになりました。小学校5年生ぐらいで別の教室に切り替え、ちょっとサボりがちにはなりましたが、一応6年間通いました。

ちなみに、私は発音を褒めていただくことが多いのですが、それは小学館の英語教室で英語のフォニックスを叩き込まれたからです。

よく、「小さい頃から英語を勉強させておくと子供は話せるようになる」と言うので、私が小学生の頃に発音を叩き込まれた、と聞くと、

「なるほど、あなたは小さいころから発音習ってたから上手なのね。私はもう大人だから無理ね!」

と思われたかもしれません。でも、(多分)そんなことありません!

私はもう大人だから無理、と思った方。フォニックス習ったことありますか?もし習ったことが無くて、自分の発音にコンプレックスがある方は、絶対に勉強してみてください。

フォニックスって何?と思った方はまずは↓の動画をご覧ください。

Phonics Song 2

この曲の、例えばアップルなら、「a」「a」と発音しているところになります。母音(a, i, u, e, o)は複数読み方があるのであくまでも一つの例になってしまいますが、子音は基本的にこの通りです。日本だと、「アブクド読み」なんて言ったりしますね。

Youtubeで検索をすると、いろんな曲で似たような動画がありますので、ご自身の好きな曲を探して是非口ずさんでみてください。

もちろん音声学を学んでも全くネイティブと同じに発音できるようにはなりません。ですが、近づけることはできます。

ちなみにこの話は大学生の時に授業で聞いた話なので出典はないですが、世界中には様々な発音方法があり、全て発音することは基本的に不可能だそうです。(アラビア語?には、一回喉で息を止める、というようなちょっと特殊な発音方法があったりするそうです。。)もし、全て発音できるのだとすると、自閉症だったりするそうです。自閉症の方で、ものすごく記憶力が良かったり、計算が早かったりなど、ちょっと特殊な能力を持ってる方っていますよね。それと同じだそうです。

ですので、あまり完璧を求めて神経質になりすぎず、少しでも近づけられるよう頑張ろう、という気持ちで取り組むのがいいと思います。

小学校時代まとめ

英会話教室に通って、アルファベット、フォニックス、そして英語を学ぶ楽しさやアメリカの文化への興味が湧く。

私の時代はまだ小学校で英語の授業がなかったため、特に英語を学校で使うことなく中学校に入ります。



中学校時代

中学校の授業

中学校からは、学校でも英語の授業がスタートしました。

小学校では6年間英会話教室に通っていましたが、この時点で別に英語が話せた訳ではありませんでした。でも、アルファベットは全て覚えていたため、他の子達がまずアルファベット自体や、アルファベットの書き方を学んでいる間に”apple”のつづりを覚えられるような、一歩先を進めている感じでした。

そして、初めてのテストで100点を取り、先生からも褒められたことが、なんでも2つ年上の長女の方がうまく出来て、褒められたい願望が強かった次女(私)にとって大きな成功体験そして更なる学びへのモチベーションとなりました。

よく「日本の英語教育だと話せるようにならない」なんて言いますが私の意見としては、確かに足りてないところはあると思うのですがやり方が間違っているわけではないと思います。どうしても人数の関係で、アウトプットする場所は少ないと思うのですが、インプットの内容(つまりは教科書の内容)は問題ないと思います。

何事においても基礎が出来てないとその先に進めません。私は小学校のときに通っていた英会話教室でアルファベットと簡単な単語という基礎を身につけました。ただ、そのときは特に文法は習わず、単語や、決まったフレーズだけでゲームなどをしていたため、文法の基礎については、中学校(普通の公立です)で使用していたSunshineという教科書で学びました。

学生時代に英語を全く勉強していなくて、基礎が出来ていなかった姉に英語を勉強したいと言われた時Sunshineをお勧めしたぐらいです。

ですので、教材自体は悪くありません。あとは、そもそもどうやって英語学習のモチベーションを持たせるのか、そしてモチベーションがあるなら足りてないアウトプットの場をどうやって増やすのかだと思います。

モチベーションのところは持ち合わせていたのですが、アウトプットの機会が足りず、どうしても英語を話す場が欲しかった私は、掲示板で外国人を見つけ始めます。

掲示板で見つけた外国人とSkypeでおしゃべり

もう15年ほど前になるため、どのように検索して辿り着いたかは覚えていませんが、https://www.japan-guide.com/という、外国人向けの日本情報サイトに、ペンフレンドを見つける掲示板がありました。(2018年ごろにそのサービスは終了したようです)そこで年齢の近い英語話者を見つけて、メールでお話したり、Skypeで電話をする、ということをしていました。

周りの日本人が理解できない暗号のようなもの(=英語)を使って、ロンドンの女の子、ブルネイの女の子、イタリア人の男の子、アメリカ人の女の子たちとお話してその国の文化を知ることは当時の私にとっては楽しくて楽しくて仕方がなかったですし、「もっと勉強して話せるようになりたい!」と思わせてくれました。

また、後ほどフランスやアメリカへ行って分かるのですが、全ての外国人が日本が好きなわけではありません。拙い英語でもなんとか会話が出来たのは、相手の方も私と会話して日本のことが知りたいと思ってくれたからだと思います。そのような会話のパートナーを見つけることも大事ですね。

大西先生

当時の中学校の英語の先生に教えていただいたのが、大西泰斗先生の「ハートで感じる英文法」という本でした。当時大西先生はNHKのEテレに出ていらっしゃったことも手伝い、どこの本屋さんにもこの本が並んでいたのを覚えています。

今まで私は英語は暗記するものだ、と割り切っており、反復練習することにより頭に叩き込んでいたのですが、この本は違っていました。ある単語を聞いた時にネイティブはあるイメージを持つそうなんです。例えば、「on」は接しているイメージ。だからテーブルの上に、は「on the table」なんだという具合です。この時までに、ある程度前置詞は丸暗記していたのですが、この本のおかげでそれぞれの前置詞のイメージをつかんだからこそ、「at the station」か「 in the station」で悩んだ時にどちらを使えばいいか判断ができるようになりました。(どちらも正解ですが、ニュアンスが若干異なります。)

ご興味のある方は是非先生の本を読んでみてください。当時からデザインが刷新されて、2018年に再出版されています。

ちなみに中学時代はまだTOEICの存在を知らず受験対策も兼ねて英検を受けていましたが、準二級合格レベルでした。ちょっと背伸びして二級も目指してみましたが、受験勉強が本格化するにつれて中断してしまったレベル感です。

中学生時代まとめ

小学校時代に培ったアルファベットと発音という武器を用いてさらに中学校の授業で文法基礎を身につけ、実践の場(Skypeでの交流)も見つけ楽しみながら英検準二級レベルに成長した。

 



高校時代

高校の授業

たくさん勉強した受験期間を経て、私は学区内で2番の公立高校に進学します。学区で1番の学校は、学校指定のカバンもなく、校則もゆるく、でも歴史があって天才が集まるような学校でした。残念ながら努力型の私は2番目の高校に進学したのですが、そこは、1番目に追いつけ追い越せでかなり詰め込み式の、近所では軍隊みたいだ、と有名な学校でした。

そこでは英語の授業も詰め込み式で、授業のたびに単語のテストがあり、10点満点中8点以上とれないと、放課後残され再テストを合格するまで受けさせられるのですが、不合格だった小テストの紙の裏にびっしり間違えた単語を書かないと再テストを受けさせてもらえないというぐらい(笑)スパルタ教育でした。そして3年生のときはその嫌いな英語の先生が担任になってしまうという悲劇がありました。(笑)

通常の授業は単語テストが終わると小論文のような短い文章があって、予習で訳をしてきて、先生に当てられながらみんなで訳を確認し、進出単語や文法表現などを学ぶというような普通の授業でした。また、文法に特化した授業もあり、その授業では「過去完了とは」といった、文法に絞った授業を受けました。

ここまで書いてお分かりになったかと思いますが、何も特別なことはない、ただ詰め込み式の普通の授業でした。学校の授業はついていけないということはなかったものの、楽しくなかったし、私は話す方が楽しかったので、ひたすら読み書きをする学校の授業に疑問を覚えながらも、中学のときのように授業以外でできることを探し始めました。

NOVA

中学同様、学校教育はアウトプットの場が足りていないと思っていたのですが、前述のSkypeだと時差の問題があるため、日本にいる外国人と話せないかな?と考えていたところ、当時「駅前留学ができる」のキャッチコピーで有名だったNOVAのTVCMを見て、「挑戦してみよう!」と思い、両親に頼み込んで入学させてもらいました。授業では、必ず外国人の先生に教えてもらえて、また、学習者同士5〜6人でおしゃべりするという場も設けられていました。

授業自体はとても楽しく、発音もネイティブの通りに治してもらったり(actuallyの発音をネイティブはアクシャリーのように発音するんですが、それを教えてもらったのもこのときでした)また、学習者同士のフリートークの場でTOEICの存在を知ったりなど、得るものはかなり多かったです。

ただ、そのNOVAですが、社長が従業員に給料を払わず、利用者も一括で先に授業料を払って、その分を消費していく形だったため、先払いしていた授業料は返還されず・・・。という事件があり、私もがっつりその被害者になってしまいました(笑)結局一時学校は閉鎖されてしまい、授業料も戻って来ずうやむやにされてしまい、NOVA通学は終了となりました。。

でも、いろんなネイティブの先生とお話しできたこと、他の日本人英語学習者と交流でき、情報収集できたことはとても良かったと思っています。

「キクタン」

学校の授業ではリスニングをすることがあまりなかったこともあり、Youtubeや海外ドラマで英語を聞いても、なんて言っているかわからないことが多々ありました。でも、勉強している間に、「知らない単語は聞き取れない。それは、日本語だって同じ」という言葉を本で見かけました。そのとき、「確かにそうだ!知らない単語を聞こうとしてもそりゃ無理だわ!」と、ネイティブの発音が聞き取れないわけではなく、圧倒的に語彙力が足りてないのだと納得しました。でも、学校で詰め込み式の単語帳丸暗記をしていても楽しく無く、ただつらいし、定着力もあまりないと思っていた私は、少しでも楽しめて言葉をたくさん覚えられる方法はないか?と本屋へ行き、「キクタン」と出会います。

この本は、1回のレッスンが「チャンツ」というリズムにのって、10語程度と量も多くないため、楽しみながら、真似しながら取り組むことができました。本の色も、私が購入したのはパステルカラーのぴんくと紫で、キャラクターもいたりと、デザイン性も気に入っていました。このチャンツはiPodに入れていったん勉強したものを移動中に聞き返したりするなどして、単語を刷り込んで行きました。おかげでTOEICに出てくる単語はかなり網羅できたと思います。

紫のものはこちらですね。↓懐かしい!

それから大学受験が終わった頃にTOEICを受けてみましたが、初めてのスコアは645点でした。(いまだに忘れない笑)

その当時はまだTOEICが高校生にとって馴染みのあるものではなく、周りに受けている子もいなかったため、良いか悪いかわかりませんでしたが、今思い返してみるとまあ上出来だったのかな、なんて思います。

海外ドラマ「the O.C.」

人によっては海外アーティストの歌を聞いて英語を勉強する、という方もいらっしゃるかもしれませんが、私は断然ドラマや映画の方をおすすめします。というのも歌は会話ではないし、日本語でも詩的なものって、芸術ではあったりするかもしれないけど実用的なものがあまりなく、それは英語の歌でも同じだからです。言葉を話す時って、文脈がすごく大事だと思うんです。

ちょっと余談ですが、だからこそ自動で翻訳してくれるようなものも人間の翻訳者、通訳者には現時点では勝てないと思っています。(これからAIがもっと賢くなっていけばわかりませんが)簡単な自己紹介や旅行での会話であれば、「切り貼りの英語」や指差し英会話でいけると思いますが、人間関係を構築していこうとすると(継続的な、恋愛、友情、ビジネスなど)文章を訳しただけでなく、前後関係や、その日本語を直訳した英語が相手の文化にどう捉えられるのかを知っていないといけません。例えば、日本人は、自分が暑いと感じた時に、直接的に「暑いね、エアコンの温度下げていい?」というのではなく、「ねえ、暑くない?」と相手に聞くことが多いと言われています。アメリカ人からしたら、自分が暑いと思っているのに、どうして相手に暑いか言わせるのか?それは回りくどい、と捉えるそうです。

現時点で、「ねえ、暑くない?」と英語で言えるのであれば、一歩進んで、アメリカの文化を学び、「暑いからエアコンさげていい?」と言えるようになるーーこういったソフトな面を学ぶのに、海外のドラマは非常にいいと思います。また、映画やドラマは普通に観ていて楽しいので、楽しいのに勉強ができる、というのもいいですよね。

さて、話を戻します。当時、ミーシャバートンがでていた「the O.C.」はそのセレブな暮らしや色々なドラマが発生する面白さから、かなり夢中になったドラマでした。会社に入ってから10ぐらい上の方とお話しするときも、「好きだったな〜」とおっしゃる方が多く、やっぱり人気だったんだなあと思います。当時、OCに行ってみたい!(CaliforniaのOrange Countyという、実際に富裕層が多い場所)と思った方はきっと私だけじゃないはず。

このドラマから、スラングや発音をかなり学んだからか、アメリカに行って「white girl(白人の女の子)」のような話し方をするね。LA出身?と言われたことが何度もありました。(笑)ネイティブといえど、同じ人種のコミュニティで固まって住んでいたりすることがあるので、中国語訛りの中国系アメリカ人、インド訛りのインド系アメリカ人、という方もいらっしゃるんですよね。

どうやって勉強したかはまた別の記事でお伝えします。

最近は昔と違ってDVDを買わなくても、NetflixやAmazonPrimeで多くの映画やドラマが見られるから便利ですね。契約の関係で全ての映画、ドラマがあるわけではないのが残念ですが、できる限り活用してみてくださいね。

ALTの先生

上述の通り、NOVAがなくなってしまって、リアルでのアウトプットの場所がなくなってしまったのですが、そんなとき、新しいALTの先生が赴任されました。その方は当時確か20代半ばほどで、日系アメリカ人の先生で、私としてはとても話しかけやすい存在でした。

あるとき、どうしても英語の練習がしたいから放課後に遊びに行っていいか尋ねたところ、快諾してくれ、放課後に週一ほどでそのALTの先生のところへ通っていました。

その先生には、英語を独学でしている中でわからないことを質問したり、私は大学は推薦で英語専攻の学部に合格しており、入学前にすでにオバマやマケインのスピーチを訳すよう課題が出ていたので、それをお手伝いしてもらっていました。また、逆に彼も日本に来たばかりで、日系だけどあまり日本語が話せなかったため、私に質問してきていました。

いまだに覚えているのは、アメリカではよく通りすがりの知らない人と軽い会話をするのですが、名前を知らない近所の人に、「こんにちは、隣人!」と言ったら変な顔をされたとのことで、なんて言えばいいのかを聞かれたことです。アメリカでは、”Hi, neighbor!”と言ったりするそうなので、直訳ではだめだったようです。(笑)これも上述しましたが、ただの直訳では通じないことが多々あるので、辞書だけひいて勉強するのではなく、ドラマなどで学ぶことが効果的ですね。

高校時代まとめ

中学時代に築いた文法の基礎、Skypeでの実践から発展し、高校の授業で文法と語彙の強化、さらにプラスアルファ「キクタン」「the O.C.」で語彙力を増やしたり発音を学び、英会話スクールや学校のALTの先生リアルでの実践の場も持ち、卒業時にはTOEIC645点程度になる。

さて、ちょっと長くなってしまったため、大学〜大学院生編はまた別の記事にします。

ここまでお読みいただきありがとうございました。何かしら参考になることがあれば幸いです。

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