Google翻訳だけでは危険! 英語や文化を学んだ方がいい理由

英語勉強法
珊瑚
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皆さまこんにちは!アメリカ英語の聞く・話すに重点を置いた勉強法を発信している珊瑚です!

この記事では翻訳ソフトに頼りすぎず、自分でも勉強した方がいい理由を解説するよ!

はじめに

みなさんの中には、英語があまり得意ではないけど、英語を使わないといけない・英語を勉強中でまだ文章がうまく作れない・・・という方で、Google翻訳のようなソフトを使っている方がいるかと思います。

昔の翻訳ソフトは一つの言葉言葉を訳してつなげただけだったので、切り貼りの、なんともへんてこりんな文章が作られていました。

最近ではだいぶ精度が上がり、使えるようになってきたという声もあります。もちろん時間的コストを考えてそのようなツールをうまく活用することは否定しませんが、並行して、自分でも英語や文化を勉強し続けていった方がいいと私は考えます。なぜなら、直訳には限界があるからです。

この記事では、どうして勉強し続けた方がいいか、具体例を交えながら解説します!

※この記事では英語=アメリカとして書いていきます。ただ、考え方は別の文化にも当てはまるので参考にしてみてくださいね!

直訳の限界①文の構造

自分でも勉強をした方がいい理由1つ目は、日本語と英語では文の構造(書き方)が異なるから。

日本語はよく、ぐるぐる渦を巻くようにお話する、と言われています。対照的に、英語は結論を先に話して、それを補足・説明していく言語だと言われています。

この違いが、アメリカ人から日本人は回りくどいと言われる一因になっています。

それでは具体例を見ていきましょう。

【日本語】

私の家の近くにあるイトーヨーカ堂は、スーパーや薬局があるだけでなく、洋服や雑貨も買うことができてとても便利なので、よく行っています。

【English】

I go to Ito-Yokado close to my house very often because they have not only a supermarket and drug store but also sell clothes and miscellaneous goods which is very convenient.

日本語だと、〜で、〜で、だから私はこうします。という文の構造になっていて、英語だと、私はこうします。なぜならこうだから。という文になっていますね。

英語はせっかちなんです。(笑)だから、先に結論を言ってしまって、もったいぶらない。

日本語は、高めて高めて、最後にクライマックス!というイメージ。(笑)

そんな感じで思っていてもらえたら大丈夫です。

自分で作った日本語を英語に翻訳し続けていると、文の構造・読み方がずーっと日本語脳のままなので、成長しづらいです。別に通じない訳ではないのですが、相手が

アメリカ人
アメリカ人

Um… What do you want to say??(イライラ)

となってしまわないためにも、徐々に英語的な文章を作れるようになった方がいいです。

直訳の限界②文化的背景

自分でも英語を勉強した方がいい理由の2つ目は、相手と話すときは、お互いの文化的背景を知っていないといけないから。

日本語は高コンテキスト文化と言って、物事をあまりはっきり言わない文化です。

対照的に、アメリカはどちらかと言うと低コンテクスト文化で、ダイレクトな言い方をする文化に属しています。(引用元:Hall, 1976 “Beyond Cultures”)

こういった文化の違いを意識せずに話をしていると、間違った印象を与えることがあります。

例えば・・・。

✳︎断るときに✳︎

【日本語】

考えておきます。

【Englsih】

No, thanks.

日本語だと、「考えておく」などとはっきり断らずに濁すことがあります。その人が本当に検討しているのか、それとも断りづらいからそう言っているのかは、そのときの言い方など文脈(コンテクスト)に依存します。(=高コンテクスト)

アメリカでは、文脈に頼らず、(=低コンテクスト)断ったか受け入れたかがわかりやすく表現されます。

この違いを知らないと、表現がまわりくどくて相手にはこちらの意図する内容が伝わってないことがあるし、逆に、相手から言われたことが直接的すぎて失礼だなと感じてしまうことがあるかもしれません。

文化の違いを理解し、伝える時はダイレクトな表現にし、逆に相手からダイレクトに言われたとしても、文化の違いだからと怒ったりしないようなチューニングが必要です。

また、表現の違いもあります。日本にはアメリカよりも「奥ゆかしさ」という文化が根付いています。そのため、贈り物を渡す際に「つまらないものですが・・・」と言ったりしますが、それだと

アメリカ人
アメリカ人

じゃあなんでそんなもの渡すんだよ・・・・。

と思う人もいるとか。

気を遣って言った言葉が、逆にマイナスに捉えられるなんてもったいないですよね。こういった誤解を生まないためにも、言葉に加えてその国の文化を知っておくことが大事です。

ちなみにこう書いていると、アメリカ人はとにかくダイレクトに思ったことを言うと思われる方も多いかと思いますが、アメリカ人だって相手を気遣ったり、直接的に何かを言わないこともあります。でも、日本人とは気遣うポイントが違う気がしますね。

例えば、相手が難しい挑戦をするとき。「明日難しいテストだから不安だよ・・・。」と言っても、アメリカ人は「そうだよね、不安だよね・・・」ということは言わず、

You got this!! (あなたならできるよ!)

You’re gonna be okay!!(大丈夫だよ!!)

というと思います。

正直、

珊瑚
珊瑚

いやいや全然大丈夫じゃないから不安がってるんじゃん!

といつも思ってました(笑)

でも、みんなこう言った反応をするので、そういう文化なんだな、と今は理解しています。

少し話は逸れますが、私はアメリカの大学院でヘルスコミュニケーションという授業を取っており、その際に学んだことの中に「アメリカ人は意外と自分の弱いところを他人に見せない文化である」というものがあります。

アメリカでは、心理カウンセラーなどによるセラピーが広く普及しています。よくアメリカのドラマでセラピーに相談するシーンがありますよね?

実は、アメリカ人は自分の悩みをあまり家族や友人に話す文化がなく、抱え込んで鬱病になってしまう人が多いので、その結果、お金を出してプロに頼むようになったということのようです。日本ではセラピーに通う人はアメリカ人に比べて少なく、割と家族や友人に悩みを話し、昇華する人が多いかと思います。

この違いは、同じくHall(1976)にありますが、個人主義(=アメリカ)と集団主義(=日本)の文化の違いから来ていると思います。アメリカは個人主義の傾向が強いため自分で抱え込むことが多く、日本は集団主義の傾向が強いため集団でシェアをしがちです。※もちろん絶対に全員が、ではなくあくまでも傾向です。

直訳をする翻訳ソフトだと、上記のような文化的背景を考慮に入れることができないので、自分で学び続ける必要があります。

直訳の限界③共通認識の欠如

翻訳ソフトに頼り切らない方がいい最後の理由は、その文化でしか通じない共通認識があるからです。

例えば、政治的にアメリカで話題になっていること、セレブリティ・有名人などを知っていないと話についていけないことがあります。

FOX Newsはかなり共和党よりの媒体になるため、嫌悪感を抱く民主党支持者の方は多く、大学のジムにあるテレビでFOX Newsを流さないでほしいと苦情がはいっていたぐらい!(笑)

上記のような共通の認識をわからないまま直訳しても話についていけないので、あるものに対するアメリカ人が抱く一般的なイメージを知っておくことが大事です。

大学院に入ると決めてからはとにかく勉強漬けだったから、全然ドラマとか見てなくてクラスメイトとの会話に全然ついていけなかったし、あと、ジョークもわからなかったりしてちょっと仲間外れな気分になったよ。。

文化まではいかなくとも、アメリカで広く知られていることを知らないと、関係性をうまく築けなかったりします。1対1ならその場で教えてもらえたりもすると思いますが、集団で話しているときはどんどん会話が流れていくので、みんながなんで笑っているかわからないまま愛想笑い・・・なんて寂しいことにもなります。

このことも、ただ文章を訳しただけでは伝わらない・分からない原因になります。会話をスムーズに行うには、ある程度相手の国で流行っていることや、共通認識となっていることを学ぶことが必要です。

まとめ

以上、この記事では翻訳ソフトに頼りきってはだめだよ!というお話をしました。理由は、

  1. 文の構造の違うため、直訳だとぎこちない英語になる。
  2. 文化的背景・表現が違うため、直訳だと失礼な言い方になってしまうことがある。(または自分が相手のことを失礼ない人だと勘違いしてしまうことがある。)
  3. 共通認識が欠如しているため、話がわからない。

という3つです。

言語自体の言葉に加えてこういったソフト面でも学ぶのは大変ですが、今はSNSやネットが発達しているため、いろいろなところから情報収集してアメリカ人と関係性を築けるようになりましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。何か1つでも参考になれば幸いです。

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